先日BSで、たけしと所ジョージが昭和と平成の歌を比べるという番組をやっていた。
非常に面白い番組だった。
各時代大きな影響があった人物として、永六輔/中村八大(上を向いて歩こう)、小室哲也、宇多田ひかるを上げていた。
上を向いて歩こうが何故海外の人に受け入れられたか、小室哲也とカラオケ文化、宇多田ひかるが昭和の人にも受け入れられる理由。
また、特に昭和の時代は、スポーツ界にも歌の世界においても大スターがいて、その人達はその時代を背負っていたと言っていたが、平成になってからはそのような時代を背負ったスターやアイドルがいなくなったと。
その人達を思い出す時には、必ずその時代もぼんやりと浮かんでくるような。百恵ちゃんとか長島さんとか。
玉置浩二を考える。
彼は時代を背負っていない。その昔、肩に大きなパットは入れていたが。
どちらかと言うと、時代そして彼の年齢とともに彼自身が変化している。
玉置浩二の作る歌の根幹は普遍的で、その時の玉置浩二のアレンジに気持ち良く乗って届いてくる。
だから玉置浩二の作る曲は懐メロにはならない。
そして玉置浩二が歌うとどんな曲も懐メロには聞こえない。