日曜日の朝、朝食時にテレビをつけると「テレビ寺子屋」をやっていた。
興味がないのでチャンネルを変えようとしたら、その日のゲストは脳科学者の中野信子先生だったので、チャンネルはそのままにした。
その日のテーマは「頭の良い人」で、IQとIQ以外の才能の事を話していた。IQでは表せない才能があり、そのうちの1つが音楽であると話していた。
そして音楽は学者の話よりも、ミュージシャンが歌う1曲の方が世の中に大きな影響を与え、歴史的にも音楽は言葉以上に人々を動かす大きな役割を果たしてきたと言っていた。
玉置浩二。
すぐに頭に浮かんだ。彼の歌声は直接どすーんと心に届き、心を動かす。
音楽の才能のある人が、その才能を人々のために使っている。なんてすばらしい。
そしてそれを「頭が良い人」だと言っていた。
5分弱の曲が、映画1本分、本1冊分位の感動を与えてくれる。
あらためて凄い才能だと思う。
一瞬にしてあの声で自分の世界に人を惹き込む、すごいパワーだ。
もう一人、私がすごく好きなのがジャーニーのスティーブ・ペリー。彼の歌声はたまらない。あのパワフルなロングトーン、心にすとーーんと入ってくる。
最近お気に入りなのが、ジャーニーの「When you love a woman」
すごくアメリカ的なバラード、スティーブ・ペリーの声がスムーズでパワフルで切なくて。こちらも映画を観ているような錯覚を起こす。
Bメロ部分で少しリズムを崩して軽く延ばすところがしびれる。
玉置浩二もスティーブ・ペリーの共通点は、強く大きく歌った時のパワフルさと、静かにささやくように歌った時に優しい歌声のギャップが大きい。そして音程を絶対外さないから、耳にとても心地よい。
なんか80年代がなつかしい。