本日をもって19年間勤めてきた会社を退職しました。
主な理由は母親を在宅介護するため。
「ノン・ノン・ノン、それはやってはいけないことだよ!」と言う声が聞こえてきそうではあるが、母親の介護はどちらかと言うと後付け理由。
結構前から仕事が嫌で嫌で、自分の貴重な時間を無駄にしているとしか思えず辞めるきっかけを探していた、と言うのが正直なところ。
それでも辞めるとなると相当な勇気がいる。やはり毎月の定期収入がなくなる訳だし、いくら嫌でもそれだけで仕事を辞めてよいのかと言う気持ちが大きかった。さらに、この歳で仕事を辞めるとなると、正社員としての再就職はほぼ無理であろう。
ただ、色々と考えた時に、今の仕事をしていると、例えば在宅介護ではなく母親を施設に預けたとしても、母親に面会にいける日はせいぜい週末となるだろう。
こんなに嫌な事に大半の時間を費やして、一応大切な母親に会いに行けるのはよくて週末だけと言うのは果たして私にとって正解なのかどうか。
そう考えると割と答えは簡単だった、じゃあ仕事を辞めて私の人生の少しだけを母親と一緒にいる時間に使ってもよいかなぁと。
と言っても、ここの所やっている介護練習で介護のキツさを徐々に実感しつつあるので、在宅介護も早々にギブアップするかもしれない。
まあ、その時はその時で、今の自分の正直な気持ちは一回介護をやってみよう!と言うこと。
そんな事を看護師長をやっている母親の従妹に相談したところ、「やってみるといい。ただ、常に次の作戦を考えておくこと!」だそう。在宅介護で行き詰った時にどうするか、作戦を練っておく。
介護はおいておいて、今日会社を辞めて思った事は、やったー!!!である。
多分、自分が思っている以上に私は今の仕事は嫌だったようだ。
とりあえず、会社員の私、お疲れさまでした~