田村正和の訃報が飛び込んできた。
正直しばらく田村正和の事を考えたことはなかったが、中学、高校、大学生時代、田村正和に夢中であった。ものすごく好きだった。
そして訃報の報道で流れる田村正和はやっぱり最高にかっこよい。
見た目が好きだった。スーツ姿、ピンクのシャツ姿、ロングコートを颯爽と切て歩く姿に洗練された”都会の大人の男の人”への憧れを私に植え付けた。
田村正和と言えば、「古畑任三郎」や「ニューヨーク恋物語」が代表作と言われ、今回も度々話題に上がる。
しかし、私的に田村正和が出ているドラマで好きなのは、
1位:パパはニュースキャスター
2位:ニューヨーク恋物語II
3位:かみさんの悪口
4位:古畑任三郎
5位:過ぎ去り日のセレナーデ
特に1、2,3位は断トツで好き。
1位のパパはニュースキャスターは本田美奈子の”One way generation”の主題歌もドラマの一部として記憶をしていて、聴くたびに田村正和が出てくる。
とにかく面白いし、田村正和がかっこいい。「愛と書いてめぐみ」と言う決め台詞。
2位のニューヨーク恋物語IIは前作とは全く違うテイストで、私の一番のお気に入りは、田村正和と奥さんの丘みつ子、電車で一緒になる小林稔侍との掛け合いが絶妙で、捧腹絶倒していた記憶がある。
3位にかみさんの悪口は、私は田村正和と橋爪功のコンビが大好き。ドラマ名は忘れたが、他のドラマでも共演している。
そして忘れてはならない共演者が篠ひろ子。
田村正和と篠ひろ子。このカップルに心の底から憧れた。
全くちんちくりんの私が篠ひろ子みたいになるのは不可能であったにも関わらず、
「こういう大人の女の人になって、田村正和みたいな人と付き合う」と言うのが夢であった。
どちらも叶わなかったことを報告しておく。
時代の流れ的に今は”身近”な男子が恋人・旦那さんと言うのが世の中の流れだと思う。
でも、やっぱり私は古き良き時代の二枚目が好きだ。
田村正和は最高の2枚目である。一緒にいる事を想像しただけで、こそばゆくなる。
あんな人が目の前に現れてふわっと抱きしめてくれたら、間違いなく私は失神する。
何も言わず、足を組んで頬杖をついて隣座っていることを想像しただけでも心がフワフワしてしまう。
私の永遠の憧れである。