アラフィフ女子's diary

玉置浩二、乗馬、ダイエット、仕事、家族の色々

ふきんと雑巾とハンドタオルと自閉症

何のことかさっぱり分からないと思いますが、私にとってはここの所どうしたもんかと悩んでいる問題である。

 


難しい漢字も読めるし、お金の計算もできる自閉症の兄。

 


では、普通の人と何が違うのかと言うと、「一般常識」である。

 


普通の人にとっては当たり前の事が兄にとっては当たり前ではない。

 


具体的な例を挙げると、ふきんと雑巾とハンドタオルの区別がつかないのである。

 


兄にとっては全て「同じ位の大きさの布で拭くもの」である。確かにそうだ。

 


そこからどうやって説明して違う目的のためにあるものだと分からせれば良いか、私も分からないのである。

 


雑巾は少し分かりやすいかもしれない。長方形だし、たいがい白いし。雑巾と言ってもキッチンで使うテーブルを拭いたり流し台を拭いたりする物である。そうすると、縁がけが色が付いた白く正方形の物もある。

 


その白い正方形の物とふきんを区別させるのが難しい。

 


そして一番厄介なのはハンドタオルである。大きさと言い、素材といい…。

 


私が可愛いハンドタオルを買ってきてもいつのまにかキッチンの台拭きになってしまっているなんてしょっちゅうである。

 


言葉で説明できない「当たり前の事」が理解してもらえない。

 

 

 

そんな事を友達に話すと

 


「うちのお父さんもそんなの分かんないよ、障害とか自閉症とかじゃなくて男だからじゃない?」と、他にもその子のお父さんのムカつく行動を列挙して怒っていた。

 


まあ、そう考えれば良いのか…なるへそねー。

当サイトが使用しているアクセス解析ツールについて 当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。 このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにCookieを使用しています。 このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。 この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。