昨日区分変更のため、市の調査員による母親が入院ひている病院へ訪問があった。
母親のような重度の状態でも、一応調査員による本人への直接の聞き取り調査を行う。
「お名前なんですか~?」
「かゆい」
「ここどこか分かりますか~?」
「おくれ~(掻いてと言う意味)」
「今日は何月何日ですか?」
「・・・かゆい」
こんな感じだったので、本人への聞き取りは早々に切り上げ、看護士さんと私への聞き取りに移った。
もう3ヵ月位入院しているので、私は何も答える事はなく、看護士さんの答えを聞いているだけだった。
その後に来た叔母と一緒に、昨日はリハビリの様子も見学した。
母親の場合、かなり筋肉は落ちてしまったものの、支えがあれば立つことができる。
そこから歩く事は目が見えないためハードルが上がるが、手を持ってあげれば数メートルは歩く事ができる。
ただ、痒みが酷く集中力が全くない事と、失語症のため指示が理解できない事も多い。
また、もともともそんなに体を動かすことが好きではなかったので、
にぎやかな叔母の「がんばれ!がんばれ!」という応援もむなしく、頑張ろうと言う気も全くなさそうだ。
今後介護をする身としては、少しでも自力で立ったり座ったりしてくれると助かるので頑張ってもらいたい。