今回安全地帯のコンサートに行き、彼らのたくさんの往年のヒット曲を聴いて、改めて玉置浩二の作る曲について思う事があった。
これは以前から漠然と思っていた事だけど、彼が作るメジャーコードの曲の旋律は流れる様な美しさがあり、マイナーコードはとても懐かしく心に響く。
さらにメジャーコードでも私の中で2種類に分類している。1つは元気が出る曲、例えば、「正義の味方」「情熱」「田園」「I love you からはじめよう」。
そしてもう一つのグループが、玉置浩二の真骨頂である“しっとり系”のメジャーコード。曲で言うと、「悲しみにさよなら」「夏の終わりのハーモニー」「あなたに」「メロディ」「ロマン」「コール」等々。
玉置浩二はこの“しっとり系”のメジャーコードの曲が天才的に上手と思う。
明るい曲調なんだけど、微かな切なさを感じずにはいられないし、メロディーラインがとにかくやさしい。きれいな水がサラサラサラっと流れる感じの透明感と言うか、何と言うか。
歌唱力もすごいと思うけど、曲を作る才能も半端無いと思う。