こんにちは!また寒さが戻ってきましたね。季節の気まぐれに、私の予定もすっかり振り回されています。
さて、母のむくみがどんどん良くなってきています。効く薬って、本当にすごいですね!
そんな中で、改めて延命治療について考えさせられる出来事がありました。
母の浮腫みがひどくなり、心肺機能も大きく低下して、正直今回はもう厳しいかもしれない…と覚悟を決めていました。往診の先生と相談し、ダメもとで元々飲んでいたステロイドを増やし、少しでも楽になればと酸素のチューブもつけることに。
すると、薬がしっかり効いてくれて、母は持ちこたえました。でも、これって延命治療になるのかな? もし何もしなければ、むくみがさらに悪化し、命が尽きていたかもしれません。そう考えると、確かに延命治療と言えるのかもしれません。
でも、目の前で息が苦しくなっている母を何もせずに見ているなんて、私にはできませんでした。長生きを願っているわけではなく、「少しでも楽にしてあげたい」という気持ちが一番強かったんです。
私は勝手に、「母は静かに息を引き取る」とイメージしていたんですよね。なので苦しそうな姿を見ると、「こんなのは違う! なんとかしなきゃ!」と思ってしまいました。
そんなことを考えていたら、「杜子春」を思い出しました。私も仙人に怒られない人並みの母親への思いがあるのだなあと、思った次第です。