アラフィフ女子's diary

玉置浩二、乗馬、ダイエット、仕事、家族の色々

#介護日記 疲れても、落ち込んでも、それでも介護は続いていく

こんにちは! 今日も寒いですね、三寒四温と言いますが、三寒の時にもう少し暖かいとありがたいですね。

 

さて、昨日はなかなかハードな一日でした。

 

母の体調が年末から不安定で、高熱が出ることがあったため、病院で検査を受けることになりました。ただ、母は今は全く歩けないので、市の福祉車両を借りての移動です。私の住んでいる市にはいくつかの福祉車両があり、それぞれ車いすの固定方法が違います。今回は「箱ケイ」と呼ばれる軽トラック型の車両で、今までの中では一番シンプルな固定方法だったので、少し安心していました。

 

しかし、この車両で“事件”が起こりました。

 

行きはスムーズだったのですが、帰りの車内でバックミラーをふと見ると、母の姿がどんどん低くなっていくではありませんか。嫌な予感がしつつ、「どこかで停めて座り直させないと」と思っていた矢先に、最後のひと滑り! 母はシートベルトにかろうじて支えられた状態で、ほぼ落ちかけていました。

 

もちろん、母は何も言いません。ただ静かにずり落ちていくのみ。

 

すぐに近くのバス停のスペースに車を停め、母を車いすに戻そうとするのですが、これがまあ重い! 何度かトライするものの、お尻が座面に届かず、力尽きました。

 

幸い、母はフットレストに腰掛けるような恰好になっていたので、とりあえず落ちる心配はなし。そして、叔父の家が近かったため、電話でSOS。急いで駆けつけてもらい、二人がかりでなんとか母を座らせ、無事帰宅できました。

 

今回の反省点は、母がデイサービスに行くときに使っているシートベルトを持参しなかったこと。それさえあれば、こんなことにはならなかったのに……完全に私のミスですね。でも、これも経験。次はしっかり準備しようと思います。

 

そして、病院での足の診察結果。

母の右足の指の変色が進んでいることについて、先生と話しました。どうやら動脈が閉塞している可能性が高く、今の母の状態では手術やカテーテル治療は難しいとのこと。これを聞いて、「じゃあ、私は母の足が壊死していくのずーっと見ているの? 怖いんですけど!!」と、心の中で叫びました。

 

……でも、そういう現実を受け入れていくことも、介護の一部なのかもしれません。

とりあえず、明日先生が往診に来て詳しく説明してくれるとのことなので、今はまず私自身の体力回復を優先します。疲れてしまっては、何もできませんからね。

 

今日、車を運転しながら改めて思ったのは、母の身体が少しずつ機能を失っていくことは、自然な流れであり、私の人生の避けられない通過点なのだということ。そして、その先の自分の人生も考えていかなくてはならないということです。

 

介護をしていると、本当に色々なことがあります。でも、それもまた人生の一部。深刻なこともありますが、あまり考え過ぎずにで諦めの境地と前向きさでやっていこうと思います。

 

 

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