アラフィフ女子's diary

玉置浩二、乗馬、ダイエット、仕事、家族の色々

#介護日記 在宅介護にするかどうか決める時に重要な事

去年の秋に脳梗塞で失語症とほぼ失明になった要介護5の83歳の母親を在宅介護している私の記録です。

 

今日も暑いですねー。私は母親とクーラーの効いた部屋にいますけど、先月電気代がびっくりする程高かった・・😣😣😣

 

今日は母の往診の日でしたが、先生が診ている間、母はグーグーいびきをかいて爆睡。正直、先生が来たことすら知らないんじゃないかと思います。

 

さらに今日はケアマネさんも来て、褥瘡予防のためにベッドをエアマットにするかどうか相談しました。ちなみに、このケアマネさん、私が在宅介護をすると言った時には大反対。「目もほぼ見えず、痒みが酷く、失語症でコミュニケーションも難しいし、全介助なんて、やめとけ!」と強く言われました。うーん、まあ、その気持ちもわかりますよね。

 

でも私は「いや、私やりたいんですけど」とケアマネさんの反対を押し切り、在宅介護に踏み切りました。実際、他の人たちからも「在宅介護は思っている以上に大変だからやめておけ」と結構言われました。でも、その中で一人の友人が「いろんな人がいろんなこと言ってくるから、他人の意見に流されず、自分の気持ちに正直に決めた方がいい」と言ってくれました。その言葉に勇気をもらい、私は「後悔しないために、今やるべきことは在宅介護だ!」と決断しました。

 

「まあ、ダメだったらその時は施設にお願いすればいいか」くらいの軽い気持ちで始めたんですが、今では在宅介護にして本当に良かったと思っています。確かに仕事を辞めたことで収入はなくなりましたが、その分、心にゆとりができて母にゆっくり接することができています。

 

私は結婚もしていないので子供の面倒を見たこともなく、父親も「ぽっくり」とあの世に行ってしまったので、介護の経験はゼロ。それでも、一生に一度くらいは誰かのために時間を使うべきなんじゃないかと、ちょっと思ったんですよね。

 

もっとも、母はほとんど寝ているので、最初の1か月はオタオタしましたが、今では自分の時間も十分に取れるようになり、デイトレードの勉強なんかもしちゃっています。

 

いずれにせよ、60歳か65歳でこれまでやってきた仕事は一度リセットしなきゃいけない時期が来るので、そう考えると、今は自分の人生を見つめ直す良い機会だと思っています。だからこそ、「自分の気持ちに正直に」とアドバイスをくれた友人には本当に感謝です。

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