83歳の母が脳梗塞で失語症、ほぼ盲目状態に。そんなわけで、在宅介護の毎日です。
先月、胃瘻チューブの交換で車で1時間もかかる病院に行く事がありました。
最初は介護タクシーで行こうかなと思ってたんですが、ケアマネさんから「市役所で車椅子用の福祉車両を無料で借りられるんですよ」ってサラッと言われて、「え?そんなのあるの?だったらもっと早く教えてよ…」と、軽くイラッとしました。
でもまあ、無料なら使わない手はないよねってことで、市役所に速攻連絡しました。
私の住む市には、6つの福祉車両貸し出しステーションがあって、普段の通院やちょっとした外出にも使えるそうで。
で、今回は病院行く日にワゴンRを借りて、次の日のお迎えにはタントを借りることになりました。車椅子をどうやって固定するのか結構不安だったけど、貸し出しの日に丁寧に教えてくれて、ちょっと安心。
当日、福祉車両を見ると「赤い羽根」のマークがついていて、「あー、あの募金ってこういうところに使われてるのか」って改めて思いました。今度募金するときは、10円じゃなくて、もうちょっと入れようかな…なんて。
そしてさらに驚きなのが、遠くに行かなければガソリン代も無料ってこと。車検の時にディーラーで代車借りるときなんて、車検代高いのに「ガソリン満タンで返してね」って言われるのに、こっちはそんな心配しなくていいんだなと。ディーラーも少し見習ってほしいもんです。
介護生活って、知らないと損することが多いけど、意外と便利な制度があるもんです。結局のところ、情報収集が一番大事なんですよね。