在宅介護を始めて半年、母の髪もだいぶ伸びてきました。
そこで、母がかつて通っていた美容院に相談してみたのですが、「訪問カットはやっていないので、デイサービスで聞いてみては?」とのこと。
早速デイサービスで聞いてみると、「実はコロナ以降、散髪サービスはなくなりました」と。おおっと、予想外の展開。
訪問看護師さんが来た際、愚痴がてら相談したところ、
「うちの看護ステーションにカットが得意な看護師がいるから、今度お願いしてみますね!」と親切な提案。
そして昨日その看護師さんが来てくれて、母の髪をカットしてくれました。
結果はというと…さすがにプロの美容師さんには及ばないものの、母の髪型はすっきりまとまり、私の気分も同時にさっぱり!
夕方、ヘルパーさんが訪れた際、「髪の毛切ったんですね!いいですね!」と気づいてくれました。事情を説明すると、ヘルパーさんはちょっとした裏話をしてくれました。
「デイサービスでの散髪、実はしっかり要望を伝えないと、時々びっくりする髪型になることもあるんですよ…。私の祖母も以前、全然違う雰囲気にされちゃって、あと、前勤めていた介護施設でもご家族になんて説明しようかと思う髪型にされたことが何度かあったんですよ」とのこと。
思わず苦笑い。「確かに、適当なカットをされてたら、目が見えなくてもおしゃれだった母は悲しんだだろうな」と思うと、事前に相談してよかったとしみじみ感じました。
やっぱり何事も口に出して、悩みや小さな困りごとも相談するに限りますね!