草取りって、正直「またかぁ…」って思っちゃうこと、ありますよね。年に2回とはいえ、地域の行事って意外と気が重い。でも、今日はちょっと違いました。
草をむしりながら「お母さん、どう?」なんて声をかけてもらうと、やっぱり行ってよかったなって感じます。草取りが、単なる草むしりから、情報交換の場へと変わる瞬間。これが地域の強みですね。
近所のおばさんの話なんですが、子供の頃からお世話になっていたその方、少し前に体調を崩して入院していたそうです。先日、散歩中にお嫁さんに会った時、「あまり良くないから、家に連れて帰って看取るつもりです」なんて、ちょっと重い話を聞いていたんです。元看護師のお嫁さん、頼もしいなって思いましたね。
で、今日の草取りでもその家の息子さんに会ったので、「おばちゃん、どう?」と聞いてみたら、驚きの展開。「いや~、家に帰ってきたら元気になっちゃってさ。今、デイサービス探してるところだよ。」とのこと。まさかの復活劇ですよ!「お母さん元気になりすぎ問題」で一気に話が弾んで、草取りがいつの間にか介護の愚痴大会に変わってました。
デイサービスの話も出ましたね。うちの母も胃瘻の関係で、なかなか受け入れてくれるところが少なくて、最初は週2回しか通えなかったんですよ。だから、そのおばさんが通っていたデイサービスも、食事の工夫が必要だからって理由でNGになっちゃったみたいです。今、新しいところを探してるんですって。
草取りが終わって帰る途中、そのお嫁さんにまた会ったんですが、「お義母さん元気になっちゃってねぇ~」と嬉しそうに話してくれました。私も思わず、「お互い頑張ろうね!」って励まし合っちゃいましたよ。