いやー、雨ですね。ずーーっと降ってます。洗濯物は乾かないし、家の中もジメジメしてきますよね。そんな中でも、今日は母親の往診の日でした。こんな雨の中、先生が来てくれるなんて本当にありがたい！だって、もし私がこの雨の中、車椅子で母を病院に連れて行くなんて想像しただけで…いや、考えるのやめましょう。現実逃避が一番です。
さて、デイサービスでのちょっとびっくりなお話です。送迎してくれたスタッフの方が、「入居しているお年寄りのお腹を殴ってしまった介護スタッフがいるんです…本当に申し訳ありません」と謝罪と共にお知らせの紙を渡されました。えっ、そんなドラマみたいな話が現実に？と一瞬耳を疑いましたが、どうやら本当の話のようです。
でも正直、「ああ、その気持ち、わかる…」って思っちゃった自分がいます。幸い、お年寄りにはケガはなかったそうですが、ついカッとなってペシっとやっちゃったんだろうな、と勝手に想像しちゃいますよね。
だってね、ほんとムカつく時ありますよ。全然協力してくれないことなんて日常茶飯事。うちの母親は言葉がほとんど話せないので暴言は飛ばしませんが、それでもやっぱり大変です。たまに「えっ、あなた本当にお年寄り？」ってくらいの力で抵抗されることもあって。
今朝もヘルパーさんとこの話題になりました。ヘルパーさんいわく、「施設で働いていた時は、お年寄りに殴られたり、かじられたりしましたよ」。でも、「それでもプロなんだから、手は出しちゃダメだよね」と冷静な一言。…うーん、たしかに。
私も介護をしていると、普段は「まったく、しょうがないなぁ」と思ってやり過ごせるけれど、母が暴れだすと、ついつい感情的になっちゃうことがあります。オムツ交換中に突然、母が反乱を起こすと、思わず手に力が入ってしまうんですよね。そんなときは本当に後味が悪い。
今回の件で、その介護スタッフさんは自宅謹慎となり、今後は介護業務には携わらないそうですが、今度は他のスタッフに負担がかかるんじゃないかと心配になります。介護の仕事って、本当に大変だなあと、しみじみ感じる今日この頃です。
そんなわけで、今日も雨の中、なんとか一日を乗り切りました。さて、明日は晴れるといいな！ って晴れないですね・・・
