結構前から男女平等、いや最近の言い方では“多様性”が叫ばれているが、なかなか会社でスッキリと行かないのが現実ですよね。
そりゃそうでしょう、例えばひとくくりに“女子社員”と言っても女も色々だもの。総務の方、ご苦労様ですと言いたい。
そもそも日本の会社は、仕事しかやることがない”暇な男たち“がせっせと作った規則や風習で成り立っていて、それを仕事以外で忙しい人生を送っている女子社員が適応すること自体が難しいと思う。ましてや管理職なんてどうでもよいことで時間を取られる事が多く、そこに何%は女子社員と言うのも困った考えである。
よく考えてみてください、多くの昭和の父親は1日中朝から夜遅くまで家にいなくて支障がなかったんですよ。誰も困らなかったんですよ。
女なんて、結婚していない私ですら親の世話やら近所のことやらでこれだけ忙しいのに、結婚して子育てをしている女子社員はどれだけ忙しいと思いますか!意味があるのかないのか分からない会議に付き合っている時間はないのですよ!
また、出産等でどうしても退職したり休職したりせざるを得ない事も女子社員にはおきる。それを見た上司が「だから女子社員はあてにしずらい」とか「使いずらい」と言う。
こちらから言わせてもらうと、「使いずらい」のではなく「働きずらい」のである。逆だよ、逆。
百歩譲って、仕事を教えたのに結婚して退職しちゃうのかぁと、女の私でも思うこともないではない。
であれば、出産も終え子育てが終わった年代の女子“オバサン”を雇えば良いと思うのであるが、何故か若い女の子が好きなんだよね、これがまた。そして再び2,3年後に同じ轍を踏むのであるから自業自得である。
どうも、男子社員は“オバサン”社員が苦手のようだ。多分理由は、かっこつけて威張ったところで100倍言い返されて終わるからである。
そもそもそんなに男が女よりも強いのであれば、あんなに秀逸なサラリーマン川柳は生まれないと思う。根本的には女の方が現実的で実務的で強いのである。だからいざとなれば仕事もちゃっちゃと片づける。
日本の会社なんて本当は女が強いと言うその現実を幻にしようと必死で作った場所なのかもしれない。