何度も何度も何度も聴いてしまった 先日のNHKの玉置浩二オーケストラのJunk Land 。そして何度も言う、素晴らしい!素晴らしい!たまらない!止まらない!Junk Landが頭の中をぐるぐるしている。
オーケストラ全体と玉置浩二がセッションしている。ものすごくエキサイティングで楽しい。
オーケストラが玉置浩二のバックで伴奏しているのではなく、完全に玉置浩二の歌声、表現がオーケストラの1つのパートになっている。
ロック、ポップス、クラッシックと言うジャンルではなく“これが音楽だ!”と思った。
残念ながら音楽の専門家ではないので、正しい表現の仕方がわからないが、下記が特に私が“いい!“と思ったところ。
・最初の入りの深みのある“どっち“の声、微妙に表情が違う2回目の“どっち“と言うところ。
・その後の挑発的に聴こえるフェイク、フェイクは曲全体を通していい!声の幅がすごいし、やっぱリズム感!
・歯切れの良い歌詞が曲のリズムになっていて、ある意味パーカッションの役割をしている感じ。
・“ボロボロ“というところと、“旗を掲げ“のゲの叫びは心をガっと掴まれた。
オーケストラが奏でる音に対してこの“ボ“とか“ゲ“とかテンテンがついた言葉の響きが対照的でドキッとる。特に掲げの“ゲ“はすごいとしか言えない。感動。圧巻!衝撃的!
・そして終わり方。これだけ壮大な曲を壮大なエンディグではなく、キレイなファルセットでスッと終わる終わり方が最高!センス抜群!
やっぱり玉置浩二の体は楽器だと思う。間違いない。内臓とか入っていないんじゃないかと思う位深みのある音が出てくる。内臓の代わりに反響板でも入っているのかなぁと疑いたくなる。
初めて玉置浩二のオーケストラのコンサートを生で見た時、一番心に残ったことは、一つ一つ歌詞の言葉を丁寧に発しているところだった。そうだよね、歌っているんだから言葉が音楽になるんだよね、と思った。
今回のJunk Land、間違いなく玉置浩二自信が楽器で言葉で音をそしてリズムを作ってオーケストラの一部になっていた。
生で聴きたいなーーー。