アラフィフ女子's diary

玉置浩二、乗馬、ダイエット、仕事、家族の色々

自閉症の逆襲

私の兄は自閉症である。

 

所謂サバン症候群で、カレンダーを完全に記憶する等、私のような凡人には分からない能力がある。

 

もともと父親が自営業をやっていたため、ずっと家にいて家業の手伝いをしていた。

 

最近では、ある時突然野菜作りに目覚め畑を耕し野菜作りに没頭している。

ただ、いかんせん普通の人ではない。

 

決して野菜の収穫が目的ではない。じゃあ、何が目的かと私に聞かれてもよく分からない。


が、近所の農家の人の見よう見まねで苗を買ってきて植える。

 

肥料はほとんどやらない。肥料をやらない野菜は大きくならない上に硬い。
正しい収穫時期に収穫をしないため、すごく小さいかすごく大きい野菜になる。

 

また、うちの地域は海が近く畑も砂地である。

 

砂地に山ほどレタスを植える。

 

西風が強く、砂だらけの硬いゴワゴワしたレタスができる。

 

一応収穫して台所に持ってくるので食べようとするが、砂を取るだけで一苦労で、その水道代が馬鹿にならない。スーパーで買ってきた方が余程安く上がる。フワフワの柔らかいレタスが食べたい・・・。

 

母親が糖尿だと言うのに、山のようにサツマイモを作る。

私も糖質ダイエットを常に目標としている。

 

そのサツマイモをふかして細長く切り、天日干しをして切干芋を作る。

それも結構砂が食っていている。砂がついていない切干芋を探して食べる。

 

言っておくが、当の本には野菜は好きではなく干し芋も全く食べない・・・

 

なんで野菜作りなんかに夢中になっているのか

・・・自閉症の逆襲か・・・

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