カタルーニャの独立問題がニュースを賑わしている。
この件で思い出すのがスコットランドの独立騒動。数年前の国民投票では結局独立までいかなかった物の、大きなニュースになっていた。
このイギリス(イングランド)とスコットランドの関係がそんなに険悪なものだとは、イギリスに住むまで知らなかった。
私はたまたま、2002年と1998年のサッカーのワールドカップの時、イギリスに住んでいた。
まずびっくりしたのは、イングランド、スコットランド、北アイルランド、ウェールズとそれぞれ違うチームがあると言うこと。
全部一緒になった方が良い選手が集約される分優勝する可能性が高いんじゃないかと思うけれど、向こうの人にしてみると全然違うらしい。
たぶん、極端な例えでいうと、韓国と日本が合同のチームで出場すると言う位、彼らにとってはあり得ないことらしい。
特にスコットランドのイングランドへの嫌悪感はすごかった。
笑ってしまったのが、イングランドとアルゼンチンの試合では、スコットランド人はパブでアルゼンチンのユニフォームを着て、アルゼンチンを全力で応援していたこと。
イングランドとアルゼンチンは因縁の中で、フォークランド紛争や例の1986年のマラドーナの”神の手”によって負けていたりで、イングランドにとってアルゼンチンは天敵である。
その一応同じ国家の”仲間”の天敵を全力で応援するのだから相当なもんだ。
話はずいぶんとそれたけど、今度のカタルーニャはどうなるのだろう